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プロフィール

Eyevolアスリート フェンシング
総務部
2020年入社(新卒6年目)
吉村さんはオリンピックにも出場されているフェンシング選手ですよね!EYEVANとは、どのような関係なのですか?
「フェンシングの選手として活動しておりますが、大学を卒業した2020年からEYEVANに入社し、Eyevol アスリートとして、活動を支えていただいております。一般の社員さんとは違い、練習と試合を重ねる日々を過ごしています。」
そうなんですね!普段はどのようなスケジュールなのですか?
「基本的には、月曜日から土曜日まで、ずっと練習ですね!朝から夕方まで、競技の練習と基礎トレーニングを繰り返し行っています。」
かなりハードですね!大会などもあるのですか?
「11月から翌年の7月までがシーズンで、海外で10試合ほど行います。その他にも、9月から12月にかけて国内の試合があるので、ほぼ1年中、1ヶ月に1回は試合をしていますね。」
海外は、どこで試合することが多いですか?
「ヨーロッパが多い印象はありますが、アジア、北米、アフリカまで、世界各地の大陸を周りますね。フェンシングの発祥がヨーロッパだと言われていて、強豪国も多いです。」
フェンシングの中にも、いくつか競技の種類があるのですか?
「フェンシングには、『フルーレ』、『エペ』、『サーブル』の3種類の競技があり、私は『エペ』の選手になります。他2つとは違い、全身への突きが有効になるシンプルなルールです。」
なるほど!吉村さんが思う、フェンシングの魅力は何ですか?
「たくさんありますが、一番は相手との駆け引きが見所ですね!私も試合をする時は、できるだけ駆け引きをして、見る側も面白い試合になればいいなと思っています。最終的に自分の技が決まった時は、すごく気持ちいいです。」
なぜEYEVANに入社しようと思ったのですか?
「JOC(日本オリンピック協会)の就職支援制度『アスナビ』を通じて、EYEVANさんからお声がけいただいたのがきっかけです。アスナビは、安心して競技に取り組める環境を求めているアスリートと、アスリートを採用して応援したい企業をマッチングする制度で、活用しているトップアスリートも多いです。」
そうなんですね!面談などは緊張されましたか?
「そうですね、面談などに全く慣れていなかったので、すごく緊張しました(笑)。ただ、実際に社長とお話しさせていただいた時は、アスリートにすごく理解がある会社だと思い、今では当時お声がけいただいたことに、本当に感謝しています。」
学生の頃からフェンシングをされていたのですか?
「3歳から器械体操を習っており、その先生がある時、なぜかフェンシングも教え始めたのがきっかけでした(笑)。姉が最初に始めたので、負けじと私も練習するようになりました。大学生の頃は、地元の京都で、選手として活動していました。」
社会人になっても、アスリートを続けることに不安や葛藤はありませんでしたか?
「正直、すごくありました。特に、大学2年生の時にすごく悩んで、一時期はフェンシングを辞めようとも思いました。」
どんな不安があったのですか?
「学生とは違い、会社に入ると、会社にも結果をもたらす責任が伴うと思い、アスリートとしての活動との両立を、自分ができるかというプレッシャーを強く感じていました。」
そうだったんですね!その不安を、どのように乗り越えたのですか?
「けっこう悩んだのですが、やはりここで辞めたら後悔するだろうなという想いが強かったです。当時、オリンピックに出場できるレベルまでもう少しというところだったので、次のパリオリンピックまでは、就職しても続けようと決断しました。その結果、パリオリンピックに出場することができましたし、EYEVANにもお声がけいただいて、本当に恵まれてるなと思います。」
普段は、EYEVANで働く人との関わりは少ないですか?
「そうですね、普段はずっと練習なのでお会いする機会は滅多に無いのですが、総務部に所属させていただいているので、総務のお仕事の時はご一緒させていただいております。また、コロナが明けてからは週に一回ほど、Eyevolの店舗に立つ経験もさせていただきました。」
店舗に立ってみた時はどんな気持ちでしたか?
「全くやったことなかったので、すごく新鮮でした。モノを売る仕事を直近でみたことがなかったので、すごくおもしろかったです。」
スタッフの方とはお話ししましたか?
「はい、業務に関しては右も左もわからなかったのですが、すごく優しく教えてくれました。自分の立場上、話しかけづらいと思われていたらどうしようと不安だったのですが、全くそんなことなく、むしろとても自然体で、気さくに話しかけてくれました。」
会社として、どんな支援があるのですか?
「基本的に、フェンシングにまつわる費用は全てEYEVANが出してくれています。道具類や試合の渡航費なども全てですね。アスリートとして、ここまで恵まれた環境に身を置けていることは本当に無いと思いますし、必ず結果で恩返ししたいです。」
スポーツ選手からしたら夢に見るような待遇ですね!
「本当に感謝しきれないくらいですね。全日本の試合の時は、会社のみんながTシャツや横断幕まで作って、応援に来てくださったのが、またすごく嬉しかったです。海外に試合に行く時は、愛用しているEyevolのサングラスを持っていくのですが、EYEVANの一員として、皆さんが背中を押してくれるような気がして、とても心強く感じます。」
今後はどんなことを目標にされていますか?
「2028年のロスオリンピックに出場して、メダルを取ることを一番の目標にしています。オリンピックの出場権を得るためには、通年の試合に勝って、世界ランキングを上げていく必要があるので、まずは目の前の試合一つひとつに集中して取り組んでいこうと思います。特に個人戦の枠はすごく少ないので、狭き門ですが、頑張って獲得したいです。」
目標を達成するために、意識していることはありますか?
「やることを自分で決めて、ひたすらやることですね。結局、やらないと進まないことがあると思うので、それを確実にこなすことで、自信に変えています。」
悩んだり、壁にあたったりした時はどうしていますか?
「昔は、先のことを考えて、いろいろ不安に感じたり、壁に感じたりしていましたが、今は、本当は壁なんて無いんだと思っています。やることやっていないから、自信がなくて、先のことを勝手に壁に感じているだけだと考えるようになりました。そうすると、より今やっていることに集中できるようになりましたし、自信がつくようにもなりました。」
EYEVANのメンバーとして、目指している像はありますか?
「みんなから応援してもらえる選手でいることは、常に意識するようにしています。何かしらEYEVANにとってプラスになる、EYEVANにいてよかったと思われるように、結果を出したいと思います。」
これから社会人アスリートを目指す人、目指そうか悩んでいる人に何かアドバイスはありますか?
「そうですね…自分のやりたいことは、諦めずにやった方がいいと思います。一度諦めると、次また何かやる時に諦め癖がついてしまう気がしています。それよりは、楽しいと思えることを追求した方がいいですし、私はすごく恵まれている方だと思いますが、それも『諦めずにやった』結果だと思います 。今怖い感じることがあっても、 ”やったもん勝ち” だと思って、やり続けた未来の方が、絶対いい未来になるはずです!」
Epilogue
エピローグ
Eyevol アスリートとして、EYEVANの全面的な支援を受けながら、オリンピック出場を目指す吉村さん。謙虚に、前向きな姿勢で取り組み続ける彼女と、それを支える環境は、アスリートにとって理想のキャリア像として映っていることでしょう。
EYEVANのメンバーが一丸となった声援を背に、オリンピックの舞台で躍動する姿が楽しみです。

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